抹茶みるく日記

感想や日々の雑考のブログです。感想は作品の評価より、自分の思考を深め、得るものがあるかどうかを重視しています。

プリキュアとNARUTOに嵌まったきっかけ

NARUTO以外に、もう一つ私のツボに嵌まっているのが、プリキュアシリーズです。
 
こちらは、NARUTOよりもさらに低い年齢層が、メインターゲットです。
ところが、通称「大きなお友達」と呼ばれる、高い年齢層も巻き込んで大ブレイク。
NARUTOと違って原作はなく、アニメ製作会社東映アニメーション)のオリジナル作品です。
 
私は普段あまりTVを見ません。というか、ほとんどゆっくり見る暇がありません。せいぜい天気予報やニュースくらいです。
 
きっかけは、当時2歳だった姪っ子に付き合って、プリキュアのDVDを観たことでした。
 
可愛いコスチュームに身を包んだ女の子が、ガチバトルを展開する驚き以上に、作品が伝えるメッセージに驚いたのが嵌まった理由です。
 
プリキュアのメインターゲットは3歳~9歳と聞き及びますが、
 
これは本当に女児向けアニメなのか~?!
 
というのが、初見の率直な感想でした。
 
その後、初代プリキュアの「ふたりはプリキュア」から順番に、全部のDVDを視聴して現在に到っています。
ハートキャッチプリキュア!」の途中からは、リアルタイムで観ています。
 
プリキュアを観て、いろいろと考えさせられることも多くて、今後はそのことも書いていこうと思っています。
 
実は、NARUTOを知ったのも、プリキュア繋がりだったんですよ!
 
プリキュアシリーズは、東映アニメーションのプロデューサーが何度か交替していて、今の柴田さんが三代目です。
 
プロディーサーが変わると、メインスタッフの入れ替わりがあって、音楽担当も交替しています。
ちなみに、3人の作曲家さんの楽曲は、すべて良いですヨ~!
サウンドトラックCDは全部持っています。お勧めです。
 
二代目プロデューサー梅澤さん時代は、音楽担当が高梨康治さんでした。
この方のインタビュー(だったかな?)をネットで読んだ時に、オファー時にはご自身の作品傾向との違いに戸惑われたという内容がありました。
高梨さんのプリキュアBGMは「キュアメタル」の異名を持つほど、可愛くてかっこいい世界観にあふれている曲です。
 
私は、高梨さんが言う「作品傾向との違い」に興味を持ち、「以前はどんな曲を作っていたんだろう?」と思ってググってみました。そして、アニメ「NARUTO疾風伝」のBGMの作曲をされていることを知ったのです。(少年篇「NARUTO」のBGMにも、演奏メンバーで参加されています)
 
NARUTO」との出会いは、ここから始まりました。
CDを聴いてファンになり、アニメを視聴しました。同時に原作も読み始めて、作品のテーマの大きさ、深さ、登場するキャラクターの魅力に、どんどん嵌まっていったというわけです。
 
この2つの作品に共通するのは、子供相手だからといって手抜きをしていないことです。
つまり、「子供(あるいは少年)だから、難しいことは分からないだろう」と、大事なところを暈かしたり、ナアナアで済ませたりしないことです。
もう一つは、作品の根底に流れる「人間賛歌」です。
この辺りは、もっと突っ込みたいんですが、長くなるので改めて書こうと思います。
 
というわけで、いい年をした大人の私でも、プリキュアNARUTOから多くの学びや勇気をいただいていて、楽しく日々を送らせてもらっているのです。