NARUTO・26話「写輪眼崩し…!!」
カカシは写輪眼で一気にけりを付けようとします。
再不斬が先制攻撃を仕掛けます。
仮に自分を倒せても、カカシに白は倒せないと言います。
白が幼い頃から戦闘術を叩き込んできて、血継限界の術も持っている、白は高度な道具だと言います。
そして今度は再不斬がカカシに、二度同じ術は通用しないと言います。
前回カカシに破れた時、再不斬は白に戦いの一部始終を観察させていました。
白は分析力も高いので、一度見れば対抗策を練り上げてしまいます。
対抗策とは何か。
霧隠れの術を使う再不斬。
氷の壁の内側では、ナルトとサスケが苦戦しています。
逃げ回っているだけだと言うナルトに、サスケはとにかく致命傷を避けて動けと言います。
白のチャクラにも限界があるはず、現に少しずつと、サスケは白の動きが読めてきているようです。
しかしまだ白の方が上。サスケが動くより速く、サスケの足に千本が貫通します。
ものすごい霧で、ほぼ視界がゼロの状態になりました。
カカシはナズナをサクラに託します。
今はサスケ君を信じて自分のやるべき事をすると、サクラは決意します。
ナルトは全然頼りにされていませんね……。
タズナに自分の側を離れないように言います。
カカシも霧の濃さに、再不斬自身も何も見えないはずだと不思議がります。
霧の中から手裏剣が飛んできます。咄嗟にクナイでたたき落とすカカシ。
再不斬が現れます。なぜか再不斬は目を閉じています。
初戦でカカシが再不斬を破った術は、写輪眼の持つ洞察眼と催眠眼を合わせた瞳術。
まるで再不斬の心を見透かしたかのように振る舞い、再不斬を動揺させました。
姿写しの法→心写しの法→術写しの法と透遁し、あたかも再不斬の心や未来が見えているかのように振る舞っていたのです。
カカシの術の秘密を解いた再不斬は、濃霧で洞察眼を封じる作戦に出ました。
自分も目を閉じることで、催眠眼にもやられないようにしているのです。
目を閉じれば自分も動けないはずですが、再不斬は音でターゲットを掴める”無音殺人術(サイレントキリング)”の達人です。
さすがのカカシもこの苦境に焦りを感じて、自分を落ち着かせます。
再不斬の本来のターゲットは……タズナ!
カカシはタズナの元に駆けつけ、既(すんで)の所で再不斬とタズナの間に割り込みます。
再不斬の大刀が振り下ろされます。
壁の内側では、ナルトとサスケが傷だらけでへばっています。ナルトは倒れています。
そこへサクラの悲鳴が聞こえます。
今のはサクラの声、カカシは何をしているのかとサスケは焦ります。
このままでは本当にまずい。
目が慣れてきているサスケは、自分が何とかするしかないと奮い立ちます。
カカシの手の内を読んだ再不斬の反撃が始まりました。
それにしても写輪眼とは本当に便利な目ですね。写輪眼が使いこなせれば、ほぼ万能な働きができそうです。
写輪眼の血継限界を持つ、うちは一族がエリート集団と見なされるのも当然です。
しかし今の状況は、カカシに不利な展開になっています。
ナルト達も白に押されています。ナルトは完全にへたばっていますし、サスケも攻撃を避けるのが精一杯のようです。
唯一の希望は、サスケが白の動きを捉え始めていることです。
サクラはタズナを守るために、自分でできることをやろうとしています。
苦労知らずの普通の子ですが、芯は強い子です。この子は土壇場で力を発揮しそう。
”波の国任務”は三人にとって、最初の大きなターニングポイントになります。
この経験が三人に何を及ぼすのかに注目です。
(26話は、コミック巻ノ3に収録されています)
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