抹茶みるく日記

感想や日々の雑考のブログです。感想は作品の評価より、自分の思考を深め、得るものがあるかどうかを重視しています。

NARUTO・24話「スピード!!」

サスケVS白。

スピードではお互いに負けていません。

二人を見つめるカカシと再不斬。

 

カカシは白をサスケに任せて、サクラにタズナから離れないように指示します。

自分は再不斬をやる気なのでしょう。

 

白:「君を殺したくはないのですが…引き下がってもらえはしないのでしょうね…」

サスケ:「アホ言え…」

 

サスケはクナイ持った手で、白は千本を持った手で、互いに相手の攻撃を抑えています。

白はサスケに、次は自分のスピードについて来れないと言います。

そして既に二つ先手を打っているとも……。

一つ目は辺りに撒かれた水。

二つ目は自分がサスケの片手を塞いでいること。

 

白は空いている片手で印を結びまず。

これにはカカシも驚きです。

通常印は両手で結ぶもの。片手で結ぶ印は見たことがありません。

サスケは白も片手を塞がれているので、印を結べないと思っていたのでしょう。

意表を突かれてしまいました。

これはまずい!

 

白:「秘術 千殺水翔(せんさつすいしょう)!!

 

撒かれた水が無数の千本のような鋭い針状になり、一斉にサスケを襲います。

サスケは木登り修業を思い出します。

チャクラを一気に練り上げて、脚へ集中!

ジャンプして無数の針攻撃から身をかわしました。

驚く白に手裏剣が飛んできます。サスケの反撃です。

白の後ろを取ったサスケ。体術対決です。

白の動きも速いですが、それ以上にサスケのスピードが勝っています。

サスケの蹴りが白を直撃します。

 

白がスピード負けするとは、再不斬も驚いています。

 

カカシ:「ガキだ ガキだと ウチのチームをなめてもらっちゃあ困るねぇ…」

 

サスケは木ノ葉の里のNo.1ルーキー。

サクラは里一番の切れ者。

ナルトは目立ちたがり屋で意外性No.1のドタバタ忍者。(え〜!? …当ってるってばよ)

 

再不斬は白に、このままでは返り討ちだと告げます。

 

サスケは辺りの異変に気がつきます。

 

白:「秘術 魔鏡氷晶(まきょうひょうしょう)!!

 

辺りの水が凍って無数のガラス板のようになり、サスケを取り囲んでいきます。

氷の1枚に入り込む白。

サスケから見ると、たくさんの鏡に白が映っているように見えます。

サスケの危機を察したカカシが救援に向かいますが、再不斬に阻まれてしまいます。

 

再不斬:「あの術が出た以上… あいつはもう ダメだ」

 

白:「ボクの本当のスピードをお見せしましょう」

 

体に痛みを感じるサスケ。一斉に千本がサスケを襲います。

サスケの苦痛の叫び声を聞いて、居たたまれないサクラ。

取りあえず今は、カカシが再不斬と対峙しています。

サクラはタズナに、少しだけここを離れると言います。

サクラの意志を察したタズナは了解します。

 

サスケを助けに走るサクラ。

クナイと飛ばしますが、氷の1枚から出てきた白によってかわされます。

が、同時に別の方向から手裏剣が飛んできます。

避けようとして、白は外へ落ちてしまいました。

 

氷の壁の中では、サスケが傷だらけになって倒れています。

あのバカ……と、誰が来たのかわかっているようです。

 

ナルト:「うずまきナルト! ただいま見参!!

 

目立ちたがり屋で意外性No.1のドタバタ忍者が参戦です!

 

木登り修業は無駄ではありませんでした。

サスケはチャクラコントロールを応用して、白と互角に渡り合います。

カカシの狙いは成功です。

 

今回のポイントは、白の能力と戦い方です。

この子はカカシも知らない術を使っています。かなり特殊な能力の持ち主だとわかります。

その気になれば、相手を瞬殺できそうな感じです。

ところが戦闘開始時に、白はサスケに殺したくないと言っています。

実際に魔鏡氷晶では、あれだけの数の千本で一方的に攻撃しているのに、サスケは死んでいません。なぜ急所を狙わないのか。

この子は戦うことと人を殺すことを、できれば避けたいと思っている節があります。

これが今後の展開にどのような影響を及ぼすでしょうか。

それから21話で、ナルトと白は森の中で出会って会話をしています。

ただしナルトはまだ、面の少年がその時の子だとは知りません。

これもポイントになりそうです。

 

(24話は、コミック巻ノ3に収録されています)

 

NARUTO (巻ノ3) (ジャンプ・コミックス)

NARUTO (巻ノ3) (ジャンプ・コミックス)