NARUTO・672話「夜ガイ…!!」
ついにガイが、最終奥義でマダラに決戦を挑みます。
マダラもかなり苦しそう。
場面は変わって、671話で六道仙人から何かを授かった、ナルトとサスケ。二人は別々の場所にいるのですが、立ち上がった二人の手のひらには、それぞれに文様が浮いています。サスケは、うちは一族の家紋の一部と同じ形の三日月模様。ナルトはうずまき一族の家紋に似た円。これは満月と三日月なのか、太陽と月か。 何を意味しているんだろう。
ナルト&サスケ:「行くか……」
立ち上がった二人の背中が頼もしく見える〜〜。
ガイが命を賭けた最後の奥義を見せるとき、カカシは幼い日の父の言葉を思い出します。アカデミー入学の時だから、5歳くらい?
ガイって、アカデミーの入学試験に落ちたんですね〜。補欠入学だったようです。
カカシ父子とガイ父子の対面。
カカシって、ガキのくせにすっごく偉そうで、自信たっぷりで、性格悪くないか?
リーを馬鹿にしていた頃の、ネジみたいなことを言ってるし。
カカシの辛辣な言葉にめげず、堂々と切り返すガイ。ガイのガッツと明るさと前向きさは父譲りです。そのガイを見て、サクモ(カカシ父)は息子に、入学が決まったからといってうかうかしてはいられないと忠告します。
「このままいくと あの子はお前よりも強くなる」
父さんの言った通りだったと、カカシはガイの闘いを見守ります。
落ちこぼれだったガイは、体術を磨いて上忍にまでなりました。
忍術を無効化するマダラに、今、唯一対抗できるのは体術使いだけ。
ガイより優秀と言われた忍び達は、まるで役に立たない状況なのです。
マダラも、体術においては今まで戦った者の中で、ガイが一番だと認めます。
ガイ、凄いぞ〜〜。体術対決なら柱間に勝てるってばよ。
今まで火遁だの風遁だの、新術開発だのと、忍者は術を極めてきたけれど、究極までくると人間の肉体が持つ力が一番頼りになるなんて、意味深いと思います。
ガイもチャクラを纏っているけど、それはチャクラを何%混ぜるとか、そんな面倒くさいことではなく、八門を開いて肉体の持つ力を全開して、それにチャクラが乗っかっているに過ぎないと思うのです。最後の最後は、怪しげな術ではなくて、やっぱり人間本来の力が一番!ってことですよね。
スピードが速すぎて、さすがのマダラも避けきれない。構えた錫杖も、ガイを包むチャクラの圧力で歪んでしまいます。
チャクラが龍の形状になってマダラを襲う!
ガイ、渾身の蹴り!!!!!
マダラのあばら骨が折れ……というよりも、左上半身がぶち切れている??!!!
「ハハハ…死ぬところだったぞ…」
余裕を見せていますが、満身創痍のマダラ。今は穢土転の死体ではなく、生身の体。
しかし彼には柱間細胞があり、十尾の人柱力としての力もあります。徐々にちぎれた肉体が回復していきます。
反対に燃え尽きたガイ。体が少しずつ崩れて灰になっていきます。
そこへとどめを刺そうと、例の黒い玉をマダラが投げつけます。これ、求道玉っていうんだ。
そこへ、求道玉を蹴り返して、ナルト登場!!
そして、チャクラの尽きそうなガイの心臓に、チャクラを与えます。
あれ、ナルトの瞳が十字になっている。これはカエル眼と狐眼の融合、即ち仙人化と九尾化がリンクしたときに出る印じゃなかったでしたっけ?
ナルトは、オビトから陰九喇嘛のチャクラと、一尾と八尾のチャクラの一部を貰いました。
チャクラの一部とはいえ、ついに一尾から九尾までのすべてのチャクラが備わったナルト。姿は変化していないようですが、マダラと同じ十尾の人柱力になったということでしょうか。
求道玉をはじき返せたのは、力がマダラと対等になったからなのかな? 確かこの玉は、忍び達の間では触れてはいけないものだったので。
六道仙人がナルトとサスケに何か仕掛けをしているようですし、次回はナルトVSマダラか、それともサスケ合流か、ワクワクします。と同時に、最終回が近づいているようにも思われて、ちょっと寂しいかな。